あなたもきっとご存知のとおり、私たちの住む京都に古くから伝わる
「一見さん(いちげんさん)」
という言葉があります。
お茶屋さんや料亭にとって、一見さんシステムがあるのはすごく理解できますし、特に京都で生まれ育った私としても、ずっと残ってほしい伝統文化のひとつでもあります。
だけど私はいつも思うのです。
一見さんて言うのは、お店側から見た、
「常連さんではなく、面識の無い人」という意味で使う言葉であって、
お客さん側からお店に対して「一見さん」とは言わへんけど、
お客さんとしての立場から見る「一見さんの店」も、たいがい怖いよね!笑
激ウマと言われてる飲食店も、自分の口には合わないかもしれんし、クリニックや美容室も、自分との相性が合わないかもしれんし。参考にしたはずのインターネットでの評価も、実はヤラセかもしれんし。笑
ましてや、家づくりとか、家の修繕、リフォームって、金額も大きいし、ラーメン1杯食べに行って「ここの店失敗やったな」なんて金額じゃあ、ない。
それにテレビではしょっちゅう悪徳業者のニュースも見るし。
これって本当に必要なん?
ぼったくられてへんやろか?
って、ついつい疑いたくなる気持ち、めっちゃよくわかります。
だからこそ、このホームページは、
井上工務店が、あなたにとっての「一見さん」にならないように、私たちの人となりが見えるよう、全て自分の言葉で書いています。
著者(雑用女将)は、お施主さんからいただいた仕事を職人がスムーズに行えるよう、ありとあらゆる雑用を担っています。
その毎日の業務を通して、見たこと、感じたこと、井上工務店の一員として思うこと等々を、すべて自分の言葉でお届けしている、現場からの生の声です。
「一見さんで問い合わせをした工務店に、騙されへんやろか」
そんな不安を抱えているあなたにこそ、届いてほしいと思って書いています。
このホームページを丸ごと読んでいただいた頃には、きっと、あなたにとっての井上工務店は、気持ち的には「一見さん」では無くなっているはず!
…ということで、一見さんでも、どうぞ安心してお問い合わせください。
私たちは、あなたの「初めて」に、誠実に向き合います。

